聖闘士星矢聖衣
白羊宮
牡羊座（アリエル）のゴールドクロス
聖闘士名：ムウ 必殺技：クリスタルウォール・スターライトエクスティンクション・スターダストレボリューション
ムウの伝説
聖闘士最強の黄金聖闘士の中で『サイコキネシス』を使わせたらムウに並ぶ者はいない。
それだけではなく、聖衣の修復という特殊な能力を持ち合わせている。
サンクチュアリの戦いでは、教皇の招集に従い第一の宮『白羊宮』に姿を現したムウ。
しかし、彼は教皇の言動に疑問を持ち星矢達青銅聖闘士を通過させるだけではなく、聖衣の強化を行う。
それにより、彼ら青銅聖闘士は１２宮を突破する事が出来たと言っても過言ではない。
サンクチュアリの戦い後、海王ポセイドンとの戦いに突入する。その時黄金聖闘士達はサンクチュアリを
動く事はなかった。教皇不在のサンクチュアリを預かっていた『老師』の命令によるものであった。
窮地に追い込まれていく青銅聖闘士とアテナを知りつつ『老師』に疑惑の目を向けるムウ。
そんな中、青銅聖闘士達の活躍もありポセイドンに勝利する。その後ハーデスとの聖戦へと移行していく。
ハーデス軍がサンクチュアリを襲撃したことにより、老師が言っていた事は正しかったと言う事を確信するが、
目の前に現れたのは何と元黄金聖闘士『キャンサーのデスマスク』『ピスケスのアフロディーテ』であった。
彼らだけではなく、何とサガが殺害したはずの元教皇でありムウの大恩ある師『アリエルのシオン』もいたのであった。
シオンにアテナの首を捕って来る様命じられるムウであったが、頑なにこれを拒否しデスマスク、アフロディーテ
との戦闘が始まる。『スターライトエクスティンクション』により、勝敗は一瞬にして決着した。
その後、老師の助けもありシオンとの戦いを避け、１２宮を駆け上っていく。サガ、シュラ、カミユとの死闘が終わり
冥界に乗り込んでいくと、実力の１０分の１程度しか力が出せないということもありあっさりとスペクターにやられてしまう。
嘆きの壁を破壊する際に、蘇り最期は他の黄金聖闘士と運命を共にした。
金牛宮
牡牛座（タウラス）のゴールドクロス
聖闘士名：アルデバラン 必殺技：グレートホーン
アルデバランの伝説
黄金聖闘士の中で一番の剛の持ち主。牡牛座らしく、その闘い方はパワフルである。
サンクチュアリの闘いに於いては第２の宮『金牛宮』を守護した。白羊宮を突破した青銅聖闘士たちの前に立ちはだかり、
黄金聖闘士の強さを見せつける。聖矢曰く『まさしく黄金の野牛』。この闘いは、聖矢がアルデバランの兜の角を
折る事により、アルデバランが敗北を認める。後にわかった事だが、ムウによるとこのときアルデバランは本気を
出していなかった事がわかった。本気を出していれば簡単に青銅聖闘士を葬っていたに違いないらしい。
サンクチュアリでの闘いを終えてポセイドン編へと物語は進む。その刺客として彼の前に現れたのが『セイレーンの
ソレント』。ソレントは一瞬にしてアルデバランの首をはねたのである。ここで死んだかと思われたが、実は首を
引っ込めてかわしていたのだ。ハーデス編に突入すると、スペクター達がサンクチュアリの十二宮へと攻め込んできた。
そんな中、アルデバランも第２の宮『金牛宮』を護るためスペクター達と闘う。闘った相手は『ディープのニオベ』。
ムウが駆けつけた時には既に決着が着いていた。アルデバランは立ったまま絶命していた。しかし、唯ではやられず、
ディープのニオベを『グレートホーン』で倒していたのである。最期は他の１１人同様嘆きの壁の前に散った。
処女宮
乙女座（バルゴ）のゴールドクロス
聖闘士名：シャカ 必殺技：天魔降伏・六道輪廻・天空破邪魑魅魍魎・天舞宝輪
シャカの伝説
アテナを護る聖闘士の中でも最強を誇る黄金聖闘士。その黄金聖闘士のなかでも『最も神に近い男』と
呼ばれるのがバルゴのシャカである。第八感の『阿頼耶識（あらやしき）』に唯一目覚めている男でもある。
サンクチュアリの戦いでは、教皇を正義とし、サンクチュアリ第６の宮である『処女宮』で青銅聖闘士達を
迎え討った。その『処女宮』に於いてフェニックス一輝の五感を全て奪いながらも、最後は壮絶な相討ちと
なってしまった。その後２人は『時空の間にねじまがったすごく面倒な所』へ落ちてしまうが、ムウにより
助け出される。サンクチュアリの戦い後、冥王ハーデスの聖戦こそ彼の本領が発揮される事となった。
冥界より生き返った元黄金聖闘士『ジェミニのサガ』『アクエリアスのカミユ』『カプリコーンのシュラ』。
この３人を相手にまさに互角の勝負を演じるのである。処女宮に辿り着いた３人を、『沙羅双樹の園』に
迎え入れ最期は聖闘士の禁じ手『アテナエクスクラメーション』により散ったかに見えた。しかし、彼は
アテナに『阿頼耶識』と言う言葉を残し冥界へ乗り込んでいたのである。冥界では、アテナの共をし
瞬に乗り移ったハーデスと戦う場面もあった。最期は、アテナが乗り越えていった『嘆きの壁』を
破壊するため一人命を懸けて破壊しようと試みるが童虎に止められる。そして、他の黄金聖闘士１１人と
共に散った。恐らく黄金聖闘士最強の男であるだろう。
天秤宮
天秤座（ライブラ）のゴールドクロス
聖闘士名：童虎 必殺技：廬山昇龍覇・廬山龍飛昇・廬山百龍覇
童虎の伝説
ライブラの童虎、またの名を老師。ブロンズセイントであるドラゴン紫龍の師である。
サンクチュアリの戦いの時、教皇の招集に応じず五老峰に座したままであった。
サンクチュアリの戦いの後、冥王ハーデスとの聖戦時にはアテナの秘法『ミソペタメノス』の封印を解き、
２４３年ぶりに若き日の体を取り戻した。そして、地獄とエリシオンを分ける境界とされる『嘆きの壁』を
破壊するため他のゴールドセイント１１人と共に散った。
人馬宮
射手座（サジタリアス）のゴールドクロス
聖闘士名：アイオロス 必殺技：アトミックサンダーボルト
アイオロスの伝説
獅子座レオのアイオリアの実兄であるアイオロス。通称『サガの乱』でサガが教皇を殺害する前までは、
時期教皇候補とされていた。しかし、サガがアテナを殺害しようとする現場を目撃し、アテナを救出する。
これに怒ったサガはアイオロスに『反逆者』の烙印を押し抹殺を計った。その勅命を受け実行に移したのが
『山羊座カプリコーンのシュラ』。シュラに半殺しにされながらもアテナを守ったアイオロスは、アテナを
日本人観光客『城戸光政』に託し息絶えた。反逆者の烙印を押されて亡くなったアイオロスだが、彼の意志は
サジタリアスの黄金聖衣に引き継がれていた。アテナを守る聖闘士を幾たびも助けたのである。サンクチュアリでの
闘いでは、人馬宮の壁にアテナを託すというメッセージを託していた。この闘いが終わると、彼の汚名は晴らされた
のである。汚名を晴らした後でも、サジタリアスの黄金聖衣はアテナを守る聖闘士を助け続けた。
冥界で嘆きの壁を壊す際、アイオロスはサジタリアスの弓を使い他の１１人の黄金聖闘士と共に壁を破壊した。
宝瓶宮
水瓶座（アクエリアス）のゴールドクロス
聖闘士名：カミユ 必殺技：カリツォー・ダイヤモンドダスト・フリージングコフィン・オーロラエクスキューション
カミユの伝説
水瓶座アクエリアスの黄金聖闘士その名は『カミユ』。青銅聖闘士キグナス氷河の師である。
彼のフリージングコフィンという技は黄金聖闘士数人の力を持ってしても決して砕ける事のない
氷の棺である。サンクチュアリの戦いでは、１１番目の宮である宝瓶宮を守護した。
１２宮突破を試みる青銅聖闘士の氷河に、今の実力では黄金聖闘士には勝てないと判断し、
無人の天秤宮に於いて氷河を『フリージングコフィン』で氷の棺に閉じこめた。
そうすることにより、数百年後、氷が溶けた時に氷河が助かる様にしてくれていたのだ。
しかし、その棺から脱出した氷河は宝瓶宮へと辿り着く。とうとう宝瓶宮に於いて師弟対決という
事になってしまう。この壮絶な戦いの中、カミユは氷河を『絶対零度』に導き、全てを託して力尽きる。
この戦い後、冥王ハーデスとの戦いに突入すると、冥界から舞い戻って来る事となる。
かつて黄金に輝いていたアクエリアスの黄金聖衣は薄暗い冥衣の色へと変わっていた。
冥王ハーデスにより、『１２時間以内にアテナの首を捕れ』という命を受け、成功した暁には
永遠の命を得るというのだ。『サガ』『シュラ』と共に、かつて命を懸けて護った１２宮へと駆け上る。
それも『アテナの首』を捕るために。しかし、その裏には冥王ハーデスを倒すという本心があった。
本心を悟られない様に次々と１２宮を突破していく。
そして、６番目の宮処女宮でのシャカとの死闘。シャカ最大の奥義『天舞宝輪』を掛けられ、
五感の内４つを失いながらも禁断の技『アテナエクスクラメーション』で勝利した。
アテナを亡き者にし、ハーデスの部下『パンドラ』の元へと行く。ハーデスへの謁見を求めるが、
アテナの死体がない事を理由に拒否され最期は１２時間が経過し息絶える事となる。
そんな彼も、最期の最期には嘆きの壁を破壊するために尽力し、他の黄金聖闘士と運命を共にする。
『クールに徹して敵を討つ』。この信念はしっかりと氷河に受け継がれている。